春のイヌワシ祭り

  • 毎年3月3日〜5日、10月の第1週。

概要

 

モンゴル国の興味深い観光イベントの一つである**「ワシ祭り」**は、2000年から開催されており、主な目的は、少数民族であるカザフ族の伝統であるワシ狩猟文化を復興し、次世代に継承すること、国内外の観光客に広め、観光資源として発展させることです。

ワシを使った狩猟の伝統は、中央アジアの遊牧民の間で約6000年前に始まったと考えられており、現在まで受け継がれてきました。この伝統を最もよく保存している国の一つがモンゴルです。そのため、この貴重な文化遺産を世界に紹介し、観光客を増やすことを目的として、「ワシ祭り」は毎年春(3月4日〜5日)にウランバートルで秋(10月の最初の7週間)にバヤン・ウルギー県での2回開催されています。

ワシ祭りは競技形式で行われます。祭りは、ワシ使いたちが伝統衣装をまとい、訓練したワシを腕に乗せ、ワシ狩りに適した馬に乗ってパレードに参加することで始まります。このパレードでは、最も美しい伝統衣装、装飾された馬、ワシの装具を持つ参加者が選ばれます。

その後、ワシの狩猟能力を競う大会が行われます。ワシと鷹匠の絆、主人の指示をどれだけ忠実に聞くか、ワシの力強い飛翔、狩猟の成功度などが評価されます。以前は、ワシの狩猟訓練の一環として生きた獲物を使うこともありましたが、観光客の要望により近年は禁止されました。

また、イベントではカザフ族の伝統的なゲームである**「コクパル」(ヤギの死骸を奪い合う競技)「地面のコインを拾う競技」**などを観戦できるほか、華やかな伝統衣装を身にまとったカザフ族の人々と触れ合い、彼らの文化や生活様式について深く学ぶ機会もあります。

ワシ狩りの伝統的な儀式は、その文化的重要性が認められ、2010年にユネスコの「無形文化遺産」に正式登録されました。

プログラム:
開会式
最も美しい馬と騎手のコンテスト
最高のワシ調教師コンテスト
ワシ狩り競技
伝統的なゲーム
走る馬の上から地面の物を拾う競技
キング・イーグルの選定
閉会式